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霜月はるか( シモツキン )
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ジルフェの子
Lyricist:霜月はるか Composer:吉良知彦
錆びた扉の軋む音に 眠る年月 触れた指から掠れてゆく 古い文字盤
時を忘れた場所で さざめく詩は
いつか誰かが擁いた 未来への祈り 色褪せ 象形を無くすモノの記憶
吹き込む風が砂を攫い 晴れた視界に 鍵の壊れた小さな箱 そっと開いて
想いを仕舞う場所で 出逢った詩は
Find more lyrics at ※ Mojim.com かつて貴方が生まれた 故郷の言葉 「風を愛する者に祝福を」 旅立つ我が子へ 手渡す飾りに よく似た習いを 知っているよ
こころ山を谷を幾度越えて あて無き旅路 辿り着いた遺跡の街 遠い異国で 交わる風 還る場所は──
かつて私が生まれた 戻れぬ故郷 暖かい家は其処にはもう無い 象形は消えても 響き合う魂 誰かに手渡し 繋いでゆこう 永久に…
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